魔除けとして、古い民家の屋根などに置かれている 鍾馗(しょうき)さんをご存じですか? 神社や寺の屋根には、必ずといっていいほど鬼瓦があります。 その鬼瓦は、やってくる邪鬼を跳ね返す力を持っているそうです。 社寺の鬼瓦によって跳ね返された邪鬼は、どこへ行くと思いますか? 近くの民家に入って行くんですよ。 民家では、“歓迎できない客”なので、来てもらっては迷惑千万な話です。 そこで、鍾馗さんを屋根の上や玄関などに置いて、 邪鬼が家の中に入らないように追い払ってもらうのです。 それが風習として奈良や大阪、京都、滋賀など主に近畿地方に残っています。 われわれの目の届かないところで邪鬼を懲らしめ、 「家内安全」を保ってくれている鍾馗さん。 そんな鍾馗さんを探し求めての小さな旅はこれからも続きます。 |
(上と下とではクリックする個所が違っています)
長 野 県 | 95体 | 1 2 |
滋 賀 県 | 137体 | 1 2 3 |
京 都 府 | 213体 | 1 2 3 4 |
大 阪 府 | 457体 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
奈 良 県 | 401体 | 1 2 3 4 5 6 7 8 |
※更新情報= | 愛媛県に3体追加(2012年6月17日) |